日本ラボテックの検査

その材質表示、本当に正しい? 海外工場から提供される情報は本当に正しい?

材質は本当に表示と同じ?

あるお客様から、海外製造のある製品について、各パーツの材質が表示と本当に同じであるか、材質鑑別して欲しいと依頼がありました。

その背景には、海外工場側から提供された使用材質の情報と、実際の製品の材質が異なることが、ある偶然からありえそうだと、確認されたためです。

このような例は他にも…

お客様以外からも、海外工場側が、合意されていない材質を使用したり、事前合意無く材質を変更したり、あるいは知識不足から・不注意から、実態とは異なる材質を使用したり、連絡して来たりと、各種問題が露出しています。

場合によっては、海外で製造された製品の最終納品先となる販売会社さまで、取扱いを自主的に制限している材質が使われてしまった、なんてこともありえます。

海外工場に対する教育、材料情報共有の仕組み、など製造プロセスにおける改善ポイントは多数ありえますが、やはり製品の状態になった後で、材質を確認することが必要です。

恒常的、且つ、抜き取りによる材質鑑別の必要性

各社さまの決めごとになりますが、新工場との取引、ロットがある一定以上、複数工場を利用する、納品先のお客様の自主基準が厳しい、など、材質鑑別する条件を設定し、その際は常に材質を確認することが推奨されます。

都度の、個人的あるいは流動的な意思決定によらず、形式化した方が実は効率的なオペレーションになり、かつ事故防止が可能となります。

定番的な製品に関しては、知らぬ間に材質がコストの安いものへ「すり変わっている」なんてこともありえます。弊社の親会社は靴の海外生産に従事しておりますが、靴の業界でも同様のことが起きるようです。定番的な製品に関しては、適宜、抜き取り検査が望まれます。工場との真の信頼関係を構築する上でも必要な検査と思われます。

弊社の手法

弊社では、主にフーリエ変換型赤外分光光度計や蛍光X線を使用して、合成樹脂や金属の材質を鑑別しております。詳しくはお問い合わせください。