ジャッキー・チェン

Man using scissors to remove the word can't to read I can do it concept for self belief, positive attitude and  motivation

小学校、中学校の頃、ジャッキー・チェンの映画にはまっていた。 20時50分に終わる2駅先の塾から自転車をすっ飛ばし21:00ちょっと過ぎに本編が始まるTVでのジャッキー映画を逃さずに見ていたし、サントラレコードも買いあさっていた。

香港の検査機関であるCMAと提携している。 日本の厚生労働省の認可ラボを持ち、日本の玩具協会にも加盟している検査機関。 日本のみならず欧州や米国の規格にも精通しており、頼りになりながら、日本人の品質に対する気持ちやイレギュラーな税関・検疫対応を非常に柔軟に対応しているすばらしい人材の揃った機関。

以前、そのCMA訪問時の香港での外食のとき、たまたま香港在住の日本人の方と隣席になり、会話をする機会があった。 上記の記憶もあり香港ということで気軽にジャッキーチェーンの話をしてみたところ、香港でジャッキー・チェンを好きとか言わない方がよいよ、なぜなら、あまり好かれていないから…と言われた。

変化(事件)、挑戦、努力、忍耐、友情、正義、勝利、ちょっとユーモア、というテーマがジャッキー映画だと勝手ながら思っている。 こう考えると記憶がふと現れたのだが、当時の少年ジャンプ(もう30年以上昔の記憶だが翼くんやキン肉マン、北斗の拳、銀河など)もテーマは共通でこちらにもはまっていた。このようなテーマが心地よい価値観を持っているのだろう。

そうかぁ、ジャッキーは好かれていないのか!と驚いた。なぜ香港で好かれていないかの理由は忘れたが、いずにせよその指摘以降ジャッキーに燃えて、嵌っていた話は香港ではしないようにしている。 ちなみに、ブルース・リーならいいよ、とのこと。

社会は変化する。 最近はすごいスピードで変化している、と言われる。 我々のお客様の事業も買収合併など無いにもかかわらず1年で2倍、3倍のびっくりするような売上成長を実現している会社様もあるし、年に2、3社様は事業をたたまれている会社様も残念ながらある。 技術進歩は当然ながら製造スキルも変化し、新しい素材も現れる。AI、IOT、VR、AR、Fintech、自動運転なんて言葉は真の意味は曖昧ながら、さらにどう発展しているのかも未知ながら、もう見慣れてしまった。さらには世界の政治も不安定。Status quoを気にしない大統領に、テロに、「Gゼロ」時代に…。

いずれせよ良いにせよ悪いにせよ変化はとめられない。 変化は多大な機会・変化を恐れず向かっていこうというマインドを持つしかない。 びびって硬直したら終わり。 変化を機会と捉え、どうそれに取り組み、挑戦し、もちろん一朝一夕では価値(売上、利益)にはならないかもしれないが忍耐を持って努力を継続しなければならない。ただし、あらゆる技術革新のスピードについていくことは不可能。 専門性がますます高まる。 知識・知恵・思考力があり、価値観を同じにできる仲間に頼らざるをえない。 その結果が社会への価値提供(=勝利)になるのだろう。こう考えるとジャッキー映画と同じ…。

香港ではジャッキー・チェンという俳優個人のことは意見せずに、ジャッキー映画をこう分析してなかなかでは? と伝えてみようか。 その前に好かれていないことの実態とその理由を確認(現状を知る)しないとだが…。

Change(変化)はChance(機会)!

Chance(機会)にChallenge(挑戦)!

ジャッキー・チェンもアルファベットで書くとChan。 なんか似ている。

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